移住者の声
佐久穂町に移住した
人々の声。
Voice03福田健さん・福田直子さん
- PROFILE
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- 仕事
- 教員(健さん)、カメラマン(直子さん)
- どこから
- 新潟県→長野県
- 移住時期
- 2017年2月
- 家族
- ご夫妻とお子さん2人
佐久穂町に移住したきっかけは?
健さん:もともと仕事で東信に暮らしていて、しばらく研修で県外で生活していたのですが、東信に戻ることが決まり、移住することになりました。
家はどのようにして探しましたか?
健さん:当初は佐久穂町ではなく、近隣の市町村で家を探していました。
直子さん:私たちが住みたい家の条件として、「友達が呼べる」「部屋数がある」「畑や土いじりができる環境にある」などでした。しかし、なかなか条件に見合った物件がありませんでした。
健さん:そんな時に佐久穂町に住む先輩移住者の方と知り合い、条件にあった家を紹介してもらいました。
建物のオーナーには「こちらでは何もしないので、自由に使っていいよ」とおっしゃっていただきました。来た当初は2m以上のススキや低木があったので、家を紹介してくれた方から刈払機やチェーンソを借りて、切ったり刈ったりを3日間ぐらいやりました。初めて使う機械は楽しかったです。
移住して良かったことは?
直子さん:野菜の美味しさに驚きました。シンプルに調理するだけでも、素材の美味しさを楽しめます。自分で野菜を作ることも、もちろん楽しいですが、買うにしても有機野菜が身近で買えるのは嬉しいですね。野菜作り以外にも、味噌や梅干も自分で作ったりしています。広い家だからこそできることではないかと思います。
健さん:自然が身近にあることです。子どもと川で遊んだり、庭でテント張って寝たり、朝は鳥の鳴き声で起きたり。子どもたちの遊んでいる姿を見ながら「移住して良かったな」と思います。
直子さん:あとは、田舎の規模がちょうどいいということです。都会は人がたくさんいてもなかなか繋がることができません。ここだと、様々なシチュエーションで知り合いや友人に会ったり、イベントなどで新たに繋がれたりします。
健さん:自分たちの場合は、家を紹介してくれた方が、地区のことを教えてくれたり、他の移住者の方を紹介してくれたりと、地元との繋がりを作っていただけたのが良かったです。
困ったことはありますか?
直子さん:冬がとにかく寒い!
健さん:濡れタオルを振り回したら本当に凍ったのは衝撃的でした。1部屋にみんなで集まって温まっています(笑)。子どもたちは、雪についた動物の足跡を追いかけたり、家の前でソリをして遊んでますけどね。知識がないとお風呂や給湯器などが凍ってしまいます。
直子さん:あとは困ったことというより、ファンヒーターを使うので灯油代がかかることや、車は1人1台あった方がいいので車の維持費、トイレの汲み取り代を毎月5千円払ったりと田舎ならではの出費がかかったりして、生活費が安くなった感覚はそんなにないです。でもシンプルな生活をしているので、かかっていない方だとは思います。
佐久穂町に移住しようか迷っている方に一言
実際に来てみるといろいろなことがわかるので、体験しに訪れてみてください。特に冬!