近年、アカマツが赤く染まって枯れているものを見かけると思いますが、これは松くい虫(正式には「マツ材線虫病」)というマツの病気によるものだと考えられます。佐久穂町を含む佐久地域において、この松くい虫による被害が拡大しています。
町では、松くい虫被害の拡大を防止するため、春と秋の2回、松くい虫被害木の伐倒くん蒸処理を実施しています。
・毎年、松くい虫被害木の調査を行っています。被害木調査のため、個人地へ入らせていただく場合がありますので、ご理解とご協力をお願いします。
・被害木を発見した場合には、所有者の方へ連絡し、承諾を得た上で伐倒くん蒸処理を行います。
1.被害木を伐倒し、一定の長さに切り分けます。
2.切り分けたアカマツをビニールで覆い、ビニール内に薬剤を散布します。
3.伐倒くん蒸処理をしたアカマツは撤去を行わず、その場に置いたままになりますのでご了承ください。
※使用するビニール等は、生分解性プラステックで出来ているため土に還ります。
※被害木の調査・処理にあたっては、長野県の市町村森林整備支援事業補助金、保全松林緊急整備事業補助金、松林健全化推進事業補助金を活用しています。
上記の対象森林以外(庭木等)の被害木については、町で行いませんので、所有者の方で処理をお願いします。個人・団体による被害木の処理については、町に補助制度がありますのでご活用ください。
→ 佐久穂町松くい虫被害防除対策事業補助金について
産業振興課 林務係
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0267-86-2525(代表)
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