9月の出没状況及び堅果類豊凶調査結果より、クマの出没による人身被害のリスクが依然として高いことから、出没警報が11月14日まで延長されました。
長野県・令和6年10月11日プレスリリース「ツキノワグマ出没警報を11月14日まで延長します」
ツキノワグマによる人身被害が県内で複数発生し 、また佐久地域ほか4地域での8月の目撃件数が平常年の2倍以上と増加していることから、「ツキノワグマ出没警報」が発出されました。被害を受けないよう、一層の注意・警戒をお願いします。
【出没警報発出期間】 令和6年9月9日(月)~10月14日(月)
長野県・令和6年9月9日プレスリリース「ツキノワグマ出没警報を佐久・上伊那・木曽・北アルプス・北信地域に発出します」
県内でツキノワグマによる人身被害が発生し、引き続きツキノワグマの出没リスクが高い状況であることから、長野県による「ツキノワグマ出没注意報」が令和6年11月14日まで期間延長されました。
長野県・令和6年8月30日プレスリリース「ツキノワグマ出没注意報発出期間を延長します」
長野県・令和6年6月5日プレスリリース「 ツキノワグマ出没注意報を全県に発令します」
【お願い】
・山に入る時は、遭遇リスクを軽減させるため、クマ鈴等、大きな音の出るものを携行し、複数人で行動してください。
・クマの出没が確認されている場所には近づかないでください。
・農作物の畑地の周囲での電気柵設置、生ごみの適切な処理など、クマを誘引しない対策をお願いします。
山に入る時は、人の存在や接近をクマに知らせれば、クマは人を避けます。少しでも遭遇しないで済むような対策が大切です。
◇ クマ鈴、ラジオ、笛などを携帯する
クマは聴覚や嗅覚が人より優れています。人の気配を感じたクマは自ら避けてくれます。クマ鈴、ラジオ、笛など音の出る物を鳴らしながら行動しましょう。
◇ 朝夕の行動は避け、複数人で行動する
朝夕はクマが活発に活動します。この時間帯に山中に入ることは避けましょう。また1人ではなく、複数人で行動しましょう。
◇ 周囲を確認しながら移動する
釣りやキャンプで渓流沿いを移動する場合は、水の音でクマも人もお互いに気付かず、思わぬ距離まで接近してしまうことがありますので注意が必要です。
◇ クマのいる場所に近づかない
山中はクマの生息地で、どこにいてもおかしくありません。クマの足跡や糞などを見つけたら、それ以上近づかずに引き返しましょう。
◇ 子グマを見たら立ち去る
子グマの近くには必ず母グマがいます。母グマは子グマを守るために、人へ攻撃することがあります。子グマを見かけたら、そのままそっと立ち去りましょう。
◇ 犬は連れて行かない
人の気配を感じたクマは、身を隠して人をやり過ごそうとします。しかし、犬が一緒の場合には、犬に吠えられるなどして、人へ攻撃する場合があります。犬を連れて山中へ入るのはやめましょう。
トウモロコシやプルーン、モモなどを栽培している畑や果樹園等の周囲には、電気柵を設置したり、ヤブをあらかじめ刈り払うなど、クマを寄せ付けない対策をとりましょう。また生ゴミもクマのエサです。一度餌付いてしまうとその場所に執着するようになり、人に見つかることを恐れなくなるなど、人身事故の可能性が高まります。
クマを目撃した場合は、佐久警察署(電話:0267-68-0110)までご連絡ください。
産業振興課 林務係
0267-86-2529(直通)
0267-86-2525(代表)
0267-86-4935
土・日曜日、祝日、年末年始を除く 8時30分~17時15分