ひすいそばと佐久穂町

開花した白いそばの花

 長野県野菜花き試験場が10年の歳月をかけて誕生した、そばの新品種「長野S8号」(信州ひすいそば)は、平成25年度から一般栽培がスタートしました。
佐久穂町では町内の「そば組合」がいち早く栽培に取り組み、平成25年度に1.7ヘクタールを作付し、平成26年度は前年度比4倍の7ヘクタールの農地で作付を行っています。

 信州ひすいそばはその栽培基準が厳しく(半径2km以内には別の品種のそばを栽培できないため)、立地条件的に栽培場所が限られてくることから、産地化を図るには一定地域のそば耕作者の協力を得て取り組む必要があります。

 そばの栽培条件としては、主に気温と昼間時間の長さが挙げられます。
そばの花粉発芽の適温は20度C以下で、一般に28℃を超えるとめしべの発育が悪くなり不作の原因になる為、冷涼な気候がそば栽培に適していると言われています。

 町内の大日向地区は、標高850m以上の高冷地で、朝晩の寒暖差が大きく、また過去3年間の年間平均日照時間は2000時間を超え、日照時間も長いことなどから、そば栽培に適した気候と言えます。
一方で、大日向地区では遊休荒廃地の増加など、農地の利用促進に取り組む必要性が高くなっている地区でもあります。この地区の農地は地理的にも他の集落の農地とは離れていることから、そばの栽培適地としての気候条件と、他のそば品種と交配しない地理的条件がそろったまさに信州ひすいそば栽培の適地と言えます。

さくほの取り組み

 町では、その大日向地区において「信州ひすいそば」の産地化を図ることで、「信州ひすいそば」の振興と佐久穂町ブランドとしての確立、ひすいそばの里として同地区の活性化を図ることを目的としています。

 また、町内飲食店のひすいそば取り扱い店舗数を拡大させ、ひすいそばの消費面の浸透を図るとともに、ガレットなど切りそば以外の活用なども模索し、PR活動に力を入れることでブランド力強化を図っていきます。

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