平成25年は、約10年周期で大発生するといわれている「マイマイガ」が町内でも大量に発生し、建物や木の幹、電柱、街路灯などに卵が大量に産み付けられました。住民の皆様にも卵の駆除にご協力いただきありがとうございました。平成26年も幼虫(毛虫)がたくさん見られたようですが、大発生までには至りませんでした。
今後も、「マイマイガ」の大量発生により、卵がいたるところに産み付けられる可能性があります。大発生を防ぐためにも、ガの卵を自宅や周辺で見かけた場合には、卵の駆除をしていただくように皆様のご協力をお願い致します。
各区・常会等におきましては、卵が大量に見られるような場合は秋・春の道水路普請などで駆除にご協力をお願いします。
マイマイガが大量に発生する仕組みはよくわかっていませんが、約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、2~3年継続する傾向があるといわれています。その旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として有名です。成虫は毒性がなく触れてもかぶれたりしませんが、幼虫(毛虫)は触れるとかぶれることがあります。成虫の寿命は短く7~10日間程度で、光に集まる習性があり、街灯などの周辺に卵を産み付けます。
特に、次のような場所に卵が多く産み付けられています。
卵で越冬し、5月頃に孵化(毛虫)し、7~8月に成虫(蛾)になります。
卵は黄褐色のマユ状で2~5cmほど、ひとつの塊から300匹程度毛虫が発生します。これらをみかけた場合は、ペットボトルを半分に切った容器などで削り取るかガムテープではぎ取ると効果的に駆除できます。駆除した卵は、可燃ごみとして処分してください。そのまま放置すると孵化する可能性があります。
尚、駆除の際は、卵のかたまりを覆っている麟毛が舞い上がり、吸い込んだり目に入ったりするので、ゴーグルやマスクを着用するなど注意してください。
来年以降の大発生を少しでも防ぐためにも、卵の駆除にご協力をお願い致します。
(最終更新H27.3.18)
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