合併処理浄化槽は「汚水や排水を沈殿させたり、微生物の働きにより分解して浄化し、きれいな水にして放流するためのもの」です。微生物が活動しやすい環境を保つよう維持管理を行うことが大切です。
しかし、維持管理を怠ったり、使い方を誤ると十分に性能を発揮することができず、放流水の水質が悪化したり、悪臭が発生したりして、逆に生活環境を悪くする原因となってしまいます。
浄化槽の保守点検作業は、機械の点検、調整、修理や消毒剤の補充なごの点検を年3回以上(4ヶ月に1回以上)行います。保守点検を行うには、法律で技術上の基準が定められていて、専門的な知識が必要となります。専門の業者に依頼して、適正な維持管理に努めましょう。
浄化槽内にたまった汚泥などを抜き取る作業を清掃といい、清掃は1年に1回以上行うこととなっています。保守点検業者より清掃が必要と判断された場合は、すぐに清掃を依頼して下さい。
浄化槽法で長野県知事が指定した検査機関 (社)長野県浄化槽協会が実施する法定検査を受けることが義務付けられています。浄化槽が適正に維持管理され、本来の浄化機能が発揮されているかどうか検査する重要なもので、浄化槽を使い始めて3ヶ月を経過してから5ヶ月以内に行う検査(7条検査)と、その後、毎年1回行う検査(11条検査)があります。必ず受検するようお願いします。
建設課 建設係
0267-86-2542(直通)
0267-86-2525(代表)
0267-86-4935
土・日曜日、祝日、年末年始を除く 8時30分~17時15分