平成17年3月の新町誕生時に策定した「第1次佐久穂町総合計画」が平成28年度で終期を迎えることから、次の10年間を見据えた「第2次佐久穂町総合計画」を平成28年12月に策定しました。
総合計画は、まちづくりの最上位計画として本町が目指す将来像の実現に向けて、総合的かつ計画的なまちづくりを推進するための各種個別計画の指針となるものです。
「第2次佐久穂町総合計画」では、「第1次佐久穂町総合計画」で目指してきた「水と緑のうるおい 人の営みが奏でる未来のふるさと」を継承しつつ、新たな将来都市像 『自律し多様なコミュニティが人々のくらしを支え、挑戦や行動を支援するまち』 の実現に向け、住民と行政の協働により、地域の生活基盤や経済を維持・発展させ、将来にわたって持続可能なまちづくりを目指します。
基本構想は、平成29年度から平成38年度までの10年間です。
前期基本計画は、平成29年度から平成33年度までの5年間です。
自律し多様なコミュニティが人々のくらしを支え、挑戦や行動を支援するまち
私たち住民一人ひとりの暮らしは、家族、集落、企業、NPO、行政など、地域の多様な主体による活動によって支えられています。 本格的な人口減少時代を迎え、少子高齢化、産業の衰退、行財政の縮小等が加速度的に進むことが予想されますが、なにより懸念されるのは、家族や地域をはじめとする「コミュニティ」の崩壊です。佐久穂町には、各集落における活動や健康管理事業など、先人達が生活の中で培ってきた人と人、世代と世代の「つながりや信頼」、その源泉である多様な「コミュニティ」が今も健在しています。それがこの町の資源であり魅力です。 そこで、その「つながりや信頼」を再度、住民と町が力を合わせ磨き上げ、自律し多様なコミュニティが形成され連携して暮らしを支えることで、住民がいつまでも安心して暮らせるまちを実現していきます。そのために、住民はまちづくりの担い手として「自分にできることは何か」を考え、地域課題の解決に向けて挑戦や行動を一歩踏み出す。町は、住民のその挑戦や行動を全力で支援する。住民と町の協働により、地域の生活基盤や経済を維持・発展させ、将来にわたって持続可能な町の構築を目指します。
前期基本計画では、町の将来像の実現に向けて、4つの「まちづくり戦略」、21の「施策」を体系的に掲げ、「各施策」においてはそれぞれに「達成目標」を設定しました。進捗状況を評価・検証し、総合計画を推進していきます。
総合政策課 政策推進係
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