佐久穂小学校、佐久穂中学校が平成27年4月に開校することに伴い、町内6校の小中学校が閉校(東小は平成24年3月閉校)となることから、各校の跡地及び施設の有効活用が課題となります。
そこで平成23年11月から区長、議員、関係団体推薦者、公募者等住民の代表で組織された「学校跡地施設等利用検討委員会」において、地域の課題や特性を踏まえ、町全体の視点から望ましい跡地施設等の利活用について計20回に及ぶ協議検討を重ねて頂きました。その結果、20年後の佐久穂町を見据え、将来に亘り持続可能な町、小さくても光り輝く町を目指し、佐久穂らしさ創造のために必要な戦略や事業、利用の方向性を取りまとめた「提言書」が作成され、平成25年3月13日に佐々木町長へ提出されました。
以下、提言書の一部を抜粋してお伝えします。
"地域戦略なき「跡地利用」はあり得ない"
学校跡地の利活用は、単に「公共財産の用途変更」といった事務的課題ではなく、「町や集落の継続を可能とし、より暮らしやすく楽しい町にするには」という大きな課題と一体的に捉えるべきである。町や集落の中心に所在する広い土地や建物の新たな用途への活用、かつそれが複数の施設について一時期に可能となる機会は稀少である。この機会を的確に捉え、町の振興に資する重要性は極めて高い。
「将来予測される人口減少や高齢化に対し、町の将来像、目標をどう捉えるか」を戦略立案の立脚点とした。
―――町の将来像、目標をどう捉えるか
選択肢に対し1に賛同はなく、2あるいは3に意見は二分した。結果、戦略の立脚点を2と3の中間に求め戦略を立案した。立脚点から導かれる目標やその実現方法をまとめた「佐久穂町戦略」は下図のとおりである。
本委員会による提言の後は、町による検討、町民や町議会の意向を踏まえた学校跡地施設等利用の「基本構想」、「基本計画」の策定がスピード感をもって行われることを切に願うものである。
利活用の全体方針、各学校ごとの方針は下図のとおりである。
統合小中学校建設により、平成27年3月閉校となる小中学校(東小は平成24年3月閉校)の跡地および施設等について、町全体の発展や地域の再生に資するよう、最大限の有効活用を図るため、その活用方法について検討し、検討結果を町長に提言することを目的とした住民主体の検討委員会です。
跡地施設等の利活用について、住民の皆さんからのご意見を随時募集しております。
下記までお問い合わせください。