第3回学校跡地委員会(平成24年1月20日(金)開催)

第3回委員会では、信州大学経済学部 准教授 武者 忠彦先生を講師にお招きし、「学校跡地利用問題の論点とは何か ―佐久穂の「立ち位置」から考える」をテーマに講演会および委員との意見交換会を行いました。
国土交通省や長野県の各委員会等で活躍されている武者先生の講演はたいへん興味深く、多数の住民の皆さんが傍聴に参加されました。
以下、講演の概要をご紹介します。

1. 30年後の佐久穂町を見据えて ―時代認識の共有―

佐久穂をとりまく3つの変化とは・・・

(1)人口減少社会

当町の平成22年の生産年齢人口(20~60歳)5,368人は、25年後には3,309人に大幅減少する予測。生産年齢人口の減少により、産業・消費の縮小、コミュニテイの衰退、農地・森林の荒廃が懸念される。

(2)低成長経済

経済のグローバル化やデフレの定着により、企業立地が流動化し、地方・若年層・低生産性産業への打撃が予想される。また市町村は財源を伴わない地方分権により、資源(人やお金)不足となる。

(3)持続可能な社会への転換

省エネ・環境志向が高まり6次産業(1次産業+2次産業+3次産業)化が進んだり、個人主義の見直しにより地域共同体への回帰が始まるのでないか。

これからの目指す時代は・・・

「ダウンサイジング」の時代
  • 経済や社会を身の丈に合ったサイズに転換する
  • 縮小=負けではない
「地域らしさ」の時代
  • 付加価値による地域間競争
  • 先進事例の安易な輸入は逆効果

2. 学校跡地利用問題の何が「問題」か ―論点の共有―

先生が各種指標から見た当町は、過疎型、産業流出型、ブランド/ベッドタウン型でもない「平均的な町」(統計値)であり、「佐久穂らしさ」(ブランド戦略)の確立が重要であると指摘されました。

また、論点整理の手法を描いた図(下記ダウンロード「学校跡地利用問題の論点とは何か」参照)において、「1.「佐久穂らしさ」とは何か」の検討が難しければ、「2. 誰が跡地利用を決めるのか」「3. 現有資産にどれほどの利用可能性があるか」等から検討を進め、何周でも議論を循環させ、「地域戦略を持った跡地利用」を進めて欲しいと話をされました。

第3回委員会の様子

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