〇演目
ピアノ・ソナタ 第11番イ長調 K.331(トルコ行進曲つき)
・モーツァルト
ピアノ・ソナタ
《1905年10月1日の街角で》 変ホ短調
・ヤナーチェク
《草かげの小径》第1集より
第4曲〈フリーデクの聖母マリア〉
第10曲〈ふくろうは飛び去らなかった!〉
・ヤナーチェク
幻想曲 ヘ短調 Op.49
・ショパン
ポロネーズ第6番《英雄》変イ長調 Op.53
・ショパン
ポロネーズ第7番《幻想》変イ長調 Op.61
・ショパン
ほか
鐵 百合奈(てつ ゆりな)
2019年、N&FよりデビューCD「シューマン:ピアノ・ソナタ3番 ブラームス:左手のためのシャコンヌ」をリリース。「レコード芸術」で準特選盤、毎日新聞で特薦盤となる。2021年には2枚目のCD「シューマン:ピアノ・ソナタ2番,1番」が、「レコード芸術」で準特選盤、毎日新聞で特薦盤、「音楽現代」などで推薦盤となる。
2019年からベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏シリーズを「美竹清花さろん(現・渋谷美竹サロン)」で開催、NHKからドキュメンタリーが放映される。並行してソナタ全曲録音を行い、2022年3月に《ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲集上巻》(CD5枚組)が発売、2023年3月に同下巻が発売され、上下巻ともに「レコード芸術」で特選盤となる。
多くのリサイタルを開くほか、読売日本交響楽団、東京交響楽団、広島交響楽団などオーケストラとの共演も多い。三井住友海上文化財団の派遣アーティストとしても全国各地で演奏活動を行っている。
第86回日本音楽コンクール第2位、岩谷賞(聴衆賞)、三宅賞。第4回高松国際ピアノコンクール審議員特別賞。第20回日本クラシック音楽コンクール高校の部第1位、グランプリ。第11回大阪国際音楽コンクール、第14回ローゼンストック国際ピアノコンクール、各第1位。 2015年、皇居内桃華楽堂において御前演奏を行う。2017年度香川県文化芸術新人賞。
ヤマハ音楽振興会、よんでん文化振興財団、岩谷時子 Foundation for Youth、宗次エンジェル基金より、奨学金の助成を受ける。
学術面では、論文「『ソナタ形式』からの解放」で第4回柴田南雄音楽評論賞(本賞)を受賞、翌年「演奏の復権:『分析』から音楽を取り戻す」で第5回同本賞を連続受賞。
東京藝術大学附属音楽高等学校、同大、同修士課程、同博士後期課程を修了、論文「演奏解釈の流行と盛衰、繰り返される『読み直し』:18世紀から現在に至るベートーヴェン受容の変遷を踏まえて」で博士号を取得。2020~2023年、桐朋学園大学院大学専任講師。
公式サイトhttps://tetsu-yurina-piano.com/
2024年12月15日(日)14時00分開演(13時30分開場)
佐久穂町生涯学習館「花の郷・茂来館」メリアホール
一般前売:1,500円(当日:1,800円)
高校生以下前売:800円(当日1,000円)
未就学児:無料※お席が必要な場合はチケットをお求めください。
チケット販売場所:佐久穂町公民館窓口
※チケットはお電話からでもご予約いただけます(当日までの置きチケットとなります)。
〇チケットご予約電話番号:0267-86-2041(佐久穂町公民館 月曜休館)
20世紀前半の三十数年間だけ、ドイツのベルリンで作られた幻のピアノ。名指揮者フルトヴェングラー時代のベルリンフィルハーモニー管弦楽団にも納入された。
佐久穂町は、グランドとアップライトのスタインベルク・ベルリン社製ピアノをそれぞれ一台ずつ所有している。グランドピアノは昭和3(1928)年12月、穂積尋常高等小学校 (旧八千穂小学校の前身)で、昭和天皇の御大典(即位)記念として購入されたものである。平成17(2005)年 に旧八千穂村の有志により修復され、以来毎年様々な演奏会を行っている。 アップライトピアノは、佐久穂町元職員の小林範昭氏が個人的に入手・修復したものであり、氏が亡くなった後、遺族によって平成28(2016)年、町に寄贈されたものである。
日本に現存するスタインベルクピアノはごく少ない。グランドピアノは、佐久穂町のほかに、京都府の綾部高校、 岡山市の政田小学校などにある。アップライトピアノは佐久穂町のほか、東大付属病院(山田耕筰寄贈)や岡本太郎記念館などで確認されている。
生涯学習課 文化財・芸術係
茂来館
0267-86-2041(直通)
0267-86-2525(代表)
0267-86-2939
月曜、年末年始を除く 9時00分~21時30分