アメリカで日本人排斥運動が激しかった1927年(昭和2年)に、日本とアメリカの友好を願ったシドニー・ギューリックI世は、渋沢栄一氏の協力のもと日本の子ども達に約12,000体の「Friendship doll(友情人形)」を贈った。日本では「青い目の人形」と呼ばれ、全国の幼稚園や小学校で大切に迎えられた。しかし、太平洋戦争を通して「青い目の人形」の運命は一変し、時代の流れの中で忘れ去られていった。
「青い目の人形」がたどった運命を振り返り、「友情人形」を贈る活動を再開したI世の孫のギューリックIII世が「友情人形」に託した思いを学ぶことを通して、人間のありようを考える。
小林 洋子 先生
小林 洋子
長野県下の小学校で教育に携わる。2001年に長野市立綿内小学校で出会った青い目の人形を題材に学習を展開し、新しい友情人形(青い目の人形)を贈る活動をしているギューリックIII世と出会う。それ以来今日に至るまで、元信濃教育会勤務山嵜直樹氏と共に長野県に友情人形を受け入れる活動に携わっている。(2006年、旧佐久西小学校勤務時にギューリックIII世から友情人形「メーガンちゃんと犬のミルク」を送っていただく。)
令和5年6月25日 日曜日
午後2時00分開講
佐久穂町生涯学習館「花の郷・茂来館」メリアホール
200円(大学生以下無料)
受講を希望される方は、お手数でも事前の申込をお願いします。
受講の際は、マスクの着用など保健衛生にご協力をお願いいたします。
佐久穂町公民館まで(TEL:0267-86-2041)
生涯学習課 文化財・芸術係
茂来館
0267-86-2041(直通)
0267-86-2525(代表)
0267-86-2939
月曜、年末年始を除く 9時00分~21時30分